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流れとキングオブコントのお話。

やあ、ヤマグチジロウだよ。

いろいろと遅いような気がするけどね、なんだか書きたくなったのでね、キングオブコントの感想と個人的に思ったことを書こうと思うよ。

早いものでもう2週間前ですか。今回からガラッと審査方法も変わり、グッと競技性が増したように感じられた本大会。
そのせいもあってか、決勝進出のメンバーを見て予想していたものとは全く違った展開だった。

藤崎マーケット ジャングルポケット さらば青春の光 コロコロチキチキペッパーズ
うしろシティ バンビーノ ザ・ギース ロッチ アキナ 巨匠

この中で「しっかりとしたコントをしているから、この辺の何組かは固いだろうなあ」となんとな~く思い浮かべていたのがジャングルポケット、さらば青春の光、うしろシティ、ザ・ギース、ロッチ、アキナだった。
しかし、蓋を開けてみればその中で最終ステージに勝ち上がったのはジャングルポケットとロッチの2組だった。

僕の見る目が無かったと言ってしまえばそれまでだけども、その残り、つまり落選組であるさらば青春の光、うしろシティ、ザ・ギース、アキナの4組のコントにはある共通する印象を受けた。
それは「前フリが長く、4分という時間では収まっていないな」という印象だった。

さらば青春の光の芸術家を目指す兄というコントでは「兄ちゃん1枚も描いてないやん」のセリフまでで1分10秒。
うしろシティの老人が呼び出した悪魔というコントでは「私はもうじじいなので結構です」のセリフまでで1分14秒、「寿命5年持ってかれると死ぬと思うんですね?」までで1分38秒。
ザ・ギースのビフォーアフター風コントでは「匠はどのようにリフォームしたのか」のナレーションまでで1分38秒。
アキナの鳥やん? のコントでは「鳥で? って思うねん」までで2分8秒。
と、それぞれコントの状況を説明するための前フリに1分以上要している。

いずれも、ストーリー性のあるコントだったので説明だけで1/4以上も持っていかれるのはそれだけ残りの笑わせる部分を削ってしまうことになり、タイムロスと言っても過言ではない。どのコンビも実力のある人たちなので、もっと長い時間で見られたら面白いんだろうなあと思わざるを得なかった。
(ちなみに巨匠の足元をコンクリートで固められてるのを確認させるまでで1分14秒だった)

では同様に勝ち上がったコンビのコントを見てみよう。
最速はロッチのコント。1回目のカーテンを開ける時点で37秒(2回目でも1分18秒)。
その次はジャングルポケット。斉藤が開き直って謝らないと言い出すまで38秒。
そしてバンビーノ。2回目の犬が鳴いて邪魔をするところでも49秒。
と、一笑いもしくは「あ、こういうコントなんだな」と認識するまでに1分を要さないものが目立つ。

残りの2組はコロコロチキチキペッパーズの西野が泣きそうになるところで1分20秒。
藤崎マーケットの「まさひこやな」のセリフまでで1分30秒。
2組とも一回戦落選組と同じような時間だが、上記の5組とは大きな違いがある。
それは勝ち上がった2組は『同じ笑いどころを繰り返すコント』だったということだ(ロッチやバンビーノもこちらに含まれるだろう)。
コロコロチキチキペッパーズの妖精が帰らなければならなくなる条件に何度も触れてしまう。
藤崎マーケットの決まったダンス(?)の中で何度もコミュニケーションを取ろうとする。
そういった前フリで提示した笑いどころを繰り返しつつも変化をつけながら話を進めることで、この2組は分かりやすく笑いを誘っていた。

つまり今回のキングオブコントは、前フリの時間のコンパクトさ。もしくは前フリで提示した笑いどころを有効活用できた人たちが、ファイナルステージに勝ち上がったのではないかと僕は分析する。

ではなぜストーリー重視で前フリの長いコントがこうも乱立し、散っていったのか。
これは前回までの王者の傾向に引っ張られたのではないかと推測する。

前回優勝者のシソンヌ、前々回優勝者のかもめんたるはいずれも演劇のようなコントで優勝を手にしたコンビだ。
その2組の傾向を目指したが、今回はそうはいかなかった。

単純に審査のやり方が変わったからかも知れない。前回までの、同じ舞台で戦った芸人たち100人が審査をする審査方法と、今回のようにコントの第一人者5人による審査では、見方、やり方に違いがあるのは当然である。
持ち点だけを取っても前々回までの一人10点(前回は一人1票)と今回の一人100点では前者は後者のように点数を細かく刻むことができずにアバウトな審査になってしまう。

加えてこんな話がある。同じ吉本の賞レース、M-1グランプリについて、ダイノジの大谷氏が「優勝者が3年周期で傾向が変わっている」と分析したのだ。
1~3回目(中川家、ますだおかだ、フットボールアワー)の「もともと大阪で評価を受けていたコンビ」、4~6回目(アンタッチャブル、ブラックマヨネーズ、チュートリアル)の「自分たちの漫才を磨きぬいたコンビ」、7~9回目(サンドウィッチマン、NON STYLE、パンクブーブー)の「実力はありながらも今まで日の目を浴びてこなかったコンビ」。
大谷氏がこれを言っていたのは7回目の頃で「サンドウィッチマンが優勝したことで流れが変わった。今までの流れだったらトータルテンボスの優勝だった」と発言していた。……なので7~9回目のカテゴライズは僕が勝手にしちゃってます。なんかごめん。あとこの発言についてのソースが探したのに見当たらないのも重ねてなんかごめん。YouTubeかなんかで見たような気がするんだ、見つけたら報告するね。とりあえず、なんかごめんね。

さて、ひと通り謝ったところで何が言いたいのかというと、今回のコロコロチキチキペッパーズの優勝はそういう流れを変えるものだったのではないか。
第1回のバッファロー吾郎は諸事情で、うん、諸事情で置いておくとして、2~4回目(東京03、キングオブコメディ、ロバート)はテレビのネタ番組でも活躍し、比較的ボケとツッコミがハッキリとしたキャッチーなコントだった。
続く5~7回目(バイきんぐ、かもめんたる、シソンヌ)はライブを中心とした活動で、ボケとツッコミというよりかはコンビの掛け合いでストーリーをコミカルに展開するスタイルだった。
そして今回、同じような笑いどころを繰り返すテンポの早いネタ、そしてリズムネタと今までの優勝者にはないスタイルでコロコロチキチキペッパーズが優勝したことによってこれからのキングオブコントがまたひとつ新しい展開を迎えたのではないかと、僕は思うわけですよ。そういう視点で来年の優勝者を予想してみるのも、面白いかも知れないね!

さて、毎度のことながらとっ散らかってますがこの辺で締めようと思います。
今年からM-1も復活するのでそちらのほうはもっとタイムリーになんか書きたいものですね。それでは。


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by biryou-sanso | 2015-10-29 06:40 | お話。

ヤマグチジロウと山本昌のお話。

やあ、ヤマグチジロウだよ。

僕が中日ドラゴンズのファンだっていうことは、今さら説明する必要もないことだけれども。今年、その歴史にひとつ区切りがついたんですよ。
ご存知、山本昌の引退。
それにより、僕がファンになった時からドラゴンズにいた選手が居なくなったということだね。
まあ、山本昌が平凡な選手だったならこの区切りは10年前程に訪れていたのだろうけどね。そう考えると改めて偉大な選手だったということが分かるよね。

僕が始めてドラゴンズを意識し、そしてファンになった時っていうのは、所謂第一次高木政権(第二次がつい最近だからこの人も大概おかしい)の時で、僕はまだ小さな小さな子供だった。そんな僕を野球場に連れて行ったのがドラゴンズファンである叔父だったのです。
その試合の、どこに魅せられどこで惹かれたのかは全く覚えていないのだが、気付けば僕はドラゴンズのファンになっていたということです。
だからそれより前からドラゴンズにいた選手が、今まで山本昌だけだったということだね。現在在籍年数が一番長い荒木が入団した時のカードとか平気で持ってたからね。

この試合のことをつい最近までおぼろげな記憶しかなかったのですが、時代は進みインターネットというものが広まった現在。過去のプロ野球の記録をこれでもかと集めた、見てるだけで時間が過ぎてしまうホームページの手により、記憶ではないが記録を掘り起こすことに成功したのです。
「確かあの頃はヘンリーっていう外国人がいたんだよな」→ヘンリーが在籍していたのは1994年だけ→候補を1994年に絞る。
「連れて行かれたのは広島市民球場だったので、対戦相手はカープ」→26試合までに絞る。
「対戦成績は中日に勝利。確か5-2とかで勝ったと思う」→中日が5点で勝った試合は2試合。そのうち広島市民球場で行われたのは1試合。
といったように当時の記憶を搾り出した結果、なんとかその試合を特定することに成功したのですよ。

それが9月13日 中日対広島第21回戦だったのです。
このリンクを見れば分かるとおり、先発投手がなんと山本昌(最近まで知らなかったんだけどね)!
ここまでくるとなんか運命めいたものを感じませんか! 感じませんか? そうですか。
とにかく僕は感じたんですよ、運命を。

山本昌といえばもうひとつエピソードがあって、時は流れて僕が中学生だか高校生だった時です。
当時山本昌は成績不振で二軍落ちしていました。その時もう40に近い年齢だったので、「ああ、姿を見れるのは最後かも知れないな」と思った僕は、カープの二軍本拠地、由宇球場まで行ってその姿を目にしたわけです。
……その時は本当にこれが最後だと思ったんだよ。だって考えても見てよ。そこから40歳でノーヒットノーランしたり、2桁勝利を2、3回記録するなんて思わないじゃんか! 約10年後に神宮球場で再び投げる姿を目にすることになるとは思わないじゃんか!
それほど常識外れの選手だったんですよ! 昌さんは!
とまあ、そうなると幼少期、思春期、青年期と3回。約10年周期で昌さんを目にしてきたことになりますね。その初めて見た時でさえ入団から10年経とうとしていたわけだからね。いやあ凄い選手だ。

と、いったところで、当初の予定では当時のドラゴンズについても思い返しながら書こうと思ってたんだけど、昌さんと僕のエピソードだけで結構な量になってしまったのでそれについてはまたいずれ。
上記の初めて見た試合でホームランを打っている大豊だったり、この人も40歳近い歳でホームラン王獲ったりつい最近までやってた山崎武司だったり、僕の本当に大好きな今中だったり、きりがないのでね。またの機会に。

(いつにも増して文章が散らかってるなあ……)

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by biryou-sanso | 2015-10-13 11:13 | お話。